【開催報告】モモ読書会④

 今日はついに最後の読書会でした。メンバーは4人でした。
最終回のため、全体を通しての意見・感想を出す形式になりました。ですが、私は今回の範囲である最後の数節で気になることが多くあり、そればかりになってしまいました。
 また、時間の大部分を( その数節から飛躍した ) 現実の問題の話にもなり、予想外の会話になったと感じます。
  もっと、「モモ」の作品自体に注視したかったのですが、思いの外、自分と関連付けられることが多く、このような内容になりました。
 しかし、このことは現代との相性がいい作品だからこそだと思いました。
 ただ、今だからではなく、時代を問わない「名作の存在感」として受け取ることができました。
 「モモ」のような時間のかかる本はどうしても読むのに時間が必要になりますが、その「コストとしての時間」とも向き合おうと思える希望的な作品でした。ありがとうございました。